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ソフトウェア資産管理(SAM-Software Asset Management)とは?
ソフトウェア資産が適切に管理されていない状態では、企業・組織は不正コピーなどのライセンス違反や、逆に不要なライセンス購入によるコスト負担などリスクをを抱えることになりかねません。また、正確なバージョンアップやパッチ適用が難しくなることからセキュリティ上の問題も発生します。しかし、多くの企業・組織にとって目に見えないソフトウェア資産の管理は難しく、管理手法も十分に確立されていないため、なかなか適切な管理が行われていないのが実情でした。
こうした状況を背景に、2006年5月、国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)は共同でソフトウェア資産管理の標準規格を策定。国際標準ISO/IEC 19770-1として発行しました。
SAMの利点とは?
- 円滑な運用
- SAM (ソフトウェア資産管理) を導入することで、組織全体のソフトウェア資産が円滑に運用されるようになります。そのため本業に集中し、サポートされていないプログラム、ウィルス、修正モジュールの欠落によるセキュリティ問題に気を遣うこともなくなるでしょう。
- コストの削減
- SAM はソフトウェア リセラーとの関係を強化し、将来の交渉において利益をもたらします。ソフトウェアのニーズを理解することで大量購入が可能になり、一括購入のメリットを生かすことができます。
- 取引の改善
- SAM を導入することですることで、組織の変動にも適切に対応でき、ソフトウェアの機能を最大限に生かしつつ、顧客の要求にも迅速に対応することができます。
- 経済的な利点
- SAM の導入によって、減価償却など税制上の観点などからも、組織にとって最適な形を検討しやすくなります。
- 重複の排除
- SAM 計画において重要なことは、使用されていないのに維持し続けているソフトウェアを明らかにすることです。そうしたソフトウェアは不必要な ddC から削除して、必要とする別の部署などに転用するなど最適な配置が可能になります。
- ※ライセンス契約上ソフトウェアの移転が制限されている場合があります。ソフトウェアを移転する前に契約書をご確認ください。
- 大量購入による割引
- SAM を導入することで、必要なライセンスの数と種類を理解できるようになります。ライセンスをユーザーごとまたは ddC ごとに購入するか、あるいは、ボリューム ライセンスを取得するか、必要なものが明確になり、コストの削減につながります。
- 会社全体の利益
- 必要な機能を備えていてトラブルのないソフトウェアは従業員の意欲を向上します。また、一元管理されたの SAM プログラムは各マネージャの教育コストの削減につながります。
- 法的責任
- SAM プログラムを導入することで、ライセンスの不足などによる法的責任を問われるリスクが減少し、企業の社会的信頼を失うことを防ぎます。
- 将来的な計画
- SAM を導入することで、将来的なソフトウェアの必要性を捉えやすくなります。最新のソフトウェア、提供されているすべての更新モジュールを購入するのではなく、どのソフトウェアがいつ必要か、的確に判断することができるでしょう。SAM を導入すれば、将来のソフトウェア計画を立てることができます。また、新規にハードウェアを購入する必要があるかどうか判断する場合にも役立ちます。
- コーポレート マネジメント
- コーポレート マネジメントには基本的な段階が 2 つあります。リスクを特定することとそのリスクを制御して軽減することです。SAM はソフトウェアに関するリスクの特定と軽減の役に立ちます。
弊社では企業における適切なソフトウェア資産管理を確立するためのコンサルティングを初め導入のお手伝いなど幅広くご提供させて頂きます。